ヘリンボーンにパーケット。フローリングの形と張り方いろいろ – リノベーションコラム

いろんな樹種があるフローリング。樹種によって色も違うし、手触りも違う。幅によっても雰囲気が違う。同じ幅のフローリングを並行に貼っていくのがスタンダードですが、それだけじゃなくて、形と張り方にもいろいろあります。いろんなフローリングの事例を集めました!

 

記事の著者

松下文子

Arts &Crafts 取締役副社長
大阪府生まれ。大阪市立大学生活科学部居住環境学科を卒業。不動産デベロッパーを経て、2014年にアートアンドクラフトに入社。不動産の知識を活かし、自分らしい住まいづくりのコーディネートをしています。二級建築士/宅地建物取引士。

 

やっぱり憧れ、ヘリンボーン

よくご要望をいただくのはヘリンボーン張り。ヘリン=にしん、ボーン=骨、からそう呼ばれている模様の一種で、開いた魚の骨のように見えるのでそう呼ばれています。ヘリンボーン張りでは、フローリングの材を90度に組みながら張っていきます。他にも、角が45度にカットされたフローリング材を貼っていく、フレンチヘリンボーン、材を2枚や3枚合わせて貼っていく方法などがあります。

デザインのアクセントになりますが、平行にフローリングを張るときよりも手間がかかるため、施工費がアップします。面積によっては工期も伸びることがあります。また、存在感があるので、狭い部屋には不向きとされています。広い部屋に貼るときも、他の床材と合わせて張るのがおすすめ。濃い色だと存在感がグッとアップするので、ヘリンボーンは張りたいけれどさりげないデザインにしたいときは薄めの色を採用する方が良いかもしれません。

スタンダードなヘリンボーン

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フレンチヘリンボーン

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3枚がさねのヘリンボーン

 

フローリングの斜め張り

張り方は平行のフローリングと同じですが、部屋に対して斜めに張っていく張り方。角の処理の手間がかかるので少し施工費はかかりますが、ユニークな空間が作れます。

 

斜め張りのフローリング

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パーケットフローリング

続いては、あらかじめ正方形に加工されたパーケットフローリング。昔の学校みたい!と思う方も多いかもしれません。細長い材が数枚平行に並んでできたパーケット材を市松状に貼っていくのがスタンダードですが、あらかじめ寄木細工のように模様になったものもあります。また、ミニサイズのパーケットフローリングもレトロで可愛い!

 

パーケットフローリング

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寄木になったパーケットフローリング

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ミニサイズのパーケットフローリング

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幅違いのミックス張り

最後はこれ!普通のフローリングに見えますが、よく見ると幅の違うフローリングがミックスして貼られています。さりげないですが空間に表情を出すのに一役かっています。

 

ミックス張りのフローリング

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樹種や幅だけでなく張り方や形も色々、奥が深いフローリング!どんなものを使いたいか・・・?リノベーション事例を見るときはフローリングにも注目してみてください!

関連コラム:やっぱり無垢フローリングが好き!

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文:松下文子 Arts &Crafts 取締役副社長

 

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