クラシック×モダン

物件探しでは最初は「広さがあればいい！」と思ってました。実際に内見して「共用部の印象」の大切さに気がつきました。「帰ってきて気分の良いエントランス」かどうかも物件選びの決め手となりました。また、バルコニーに出ることはほとんどないけれど、印象的な大きい窓があることもポイントでした。
設計打合せに向けては、とにかく海外のインテリア写真を見漁りました！「古い空間にモダン家具を置きたい」という希望は持っていました。ただ、自分の中でイメージが固まりきっておらず、建材やパーツ等を「選ぶ」その判断が難しかったです...。そんな中、毎回の打合せでイメージ共有のために資料を用意してくれたり、とても親身になって相談に乗ってくれたことは心強かったです！結果的に、結構なんでもやりたいことをさせてもらいました。できないと思っていた壁の装飾も叶えられました！これからリノベーションを考える人には「決めつけず、まずはやりたいことを伝えてみる」そして自分にとっての「お気に入り」をつくることをぜひ楽しんでほしいです。

旅先で訪れたsketch londonのピンクを取り入れたい。打ち合わせはここから始まりました。壁も天井も家具も、全部がピンク。全メーカーといっていいほど、ピンクのクロスのサンプルを集め、貼る範囲は天井まで？巾木や棚もピンク？など、悩みは尽きませんでした。リビングには奇抜かもと、収納や水回りだけに絞る控えめと奇抜さのバランスもMさんらしい！
間取りは「生活感を出さない」がキーワード。
広げたLDは、家具同士の距離をあえて取り間延びしたように図面上配置していますが、それがギャラリーのような雰囲気造りに繋がっています。
個性的なデザインがお好きなおふたり。何がヒットするのかをひたすらに探り当てる作業は悩ましくありましたが、最後に金物や照明が空間に入った時、一気にMさんらしさが引き立ったのを覚えています。（西面）