WORKS

繋がると仕切る。遊びごころから生まれた間取り

「この家に引っ越してから、自宅で過ごす時間が増えました」と話すNさん。建築系大学出身のご主人と、ライフオーガナイザーの資格をもつ奥さま、ふたりのお子さんの4人家族。自然や緑の多いエリアで、子育てがしやすいという観点から豊中市で物件探しをスタート。どこにいても家が見渡せる間取りを目指しました。工事費は約1100万円。

キッチンを窓側に移設したことで、明るく開放的なLDKになった

バーチ材の無垢フローリング。斜め張りはご主人のこだわりのひとつ

家の真ん中につくったライブラリースペース。カウンターデスクは「直線ばかりじゃつまらない!」と、あえて曲線に加工した

大きな窓のあるこども部屋。窓から顔を覗かせたり、積み木を並べたり、お子さんが遊ぶ様子を、ライブラリー越しに繋がるダイニングからも見守ることができる

キッチンの端に木製の格子を造作。奥に位置するリビングからの視界を、ほどよく遮ってくれる

ステンレス天板とモルタル腰壁のキッチン。背面にはカウンター収納を造作。「子どもと一緒に、みんなで立てるキッチンにしたかった」と奥さま

玄関扉をあけると、船舶照明が灯をともし迎えてくれる

透明ガラスと細い材で、華奢な印象に仕上げた木製建具

廊下は最小限に。玄関から透明ガラスの建具をあけて左を向くと、キッチンを経てリビングまで見通すことができる

モルタル仕上げの洗面台。格子のパーテションは建具とあわせたデザイン

浴室の隣りにウォークインクローゼット。家族のもの全てがまとめられており、ここで、お風呂上がりの着替えをすますことも

入居者の声

アートアンドクラフトのオープンハウスに訪れて、リノベーションでの家づくりを決めました。「面白い間取りにしたい!」という私たちの要望に対して、担当者の方とアイデアを出し合いながらつくりました。繋がりながら、ほどよくプライバシーが守られた空間は過ごしやすく、とても気に入っています。将来的には、自宅でライフオーガナイザーの講座を開けたらいいなと思っています。

OUTLINE

物件名/N邸

所在地/豊中市

構 造/SRC造

築年月/1991年

竣工月/2017年3月

施工面積/97㎡

A&Cで物件探し


取材・文:小倉千明

写真:マツダナオキ

担当者より

もともと奥まった位置にあったキッチンをバルコニー側へ移動させることで、家族が集まるLDKとワークスペースが綺麗に繋がるようプランニングしました。打合せでは、建築に詳しいご主人から、建築家の作品が話題にあがることも。こども達が顔を覗かせてくれたら面白いかも、と作った窓は森山邸のスッキリとしたスクエア窓を参考にされました。「どうすれば面白くなるか」。シンプルなベースに遊びがちりばめられ、Nさんらしい住まいになりました。(川本)

STAFF

設計監理:川本美佳

コーディネーター:松下文子

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