【大阪R不動産】空きビルをアトリエに。

Gregory Hiltonさんはテキサス出身のアーティスト。NY市のマンハッタンで35年暮らしていましたが、真知子夫人と共に昨年日本に引っ越して来ました。

Gregさんの絵は、様々な物体や場所から得たインスピレーションを抽象的に表現したカラフルな作品です。私がアトリエにお伺いした時は東京の展覧会で見た「織部焼」に刺激を受けて制作しているという作品が掛けてあり、白い壁によく映えていました。

そんなGregさんの物件探しの要望はとてもシンプルでした。梅田から自転車圏内にある、広くてリーズナブルなハコ。そして何より自分でカスタマイズできること!

NYのご自宅も元キャンディー工場の広い空間を自分で改装して住んでいたとのこと。

春頃から物件探しを始め半年越しで出会ったビル。

前入居者の退去後、10年程空いたままになっていたこの物件は、外観や共用部にレトロな雰囲気があるわけでもない、言ってしまえば何の変哲も無い空きビルです。

壁や天井は汚れていてそのままでは使えない状態でした。でもこれがかえって好都合。そのままでは使えない=自分で綺麗にできる!

1ヶ月程かけてつくられたアトリエには、リサイクルショップで揃えたという家電製品、手作りのカウンターや可動仕切り壁。そこにGregさんチョイスのインテリアやヴィンテージの家具が加わり、堀江の古ビルにいるのになんだかアメリカンな空気感。

「完成したアトリエにはほぼ毎日来てHAPPYに過ごしているよ。京都の神社やお寺で行われるガラクタ市にもよく出向いて置物や絵を買ってくるんだ。」と楽しそうに話してくれました。

無い物は作る、使える物は使う。その気持ちがとても素敵だな、と思いました。

Gregさんの絵はHPや定期的に行われる展覧会でご覧頂けます。
機会があれば是非訪れてみて下さい。素敵な絵はもちろ­­んDIYのコツも教えてもらえるかもしれませんよ。
http://gregoryhilton.com

(萌)

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