リノベーションして思い描く住まいを作りたい。そんなとき、何から考えますか?家族が集まる広いリビング。大切にしている家具に合わせた内装。はたまた、最新の住宅設備でお掃除楽ちんな家?それももちろんいいけれど、暮らしの中で”趣味”が大きな時間を占める人も多い。せっかくリノベーションするなら、伸び伸びと趣味を楽しめるスペースを作りたい!そんな想いを実現した事例を集めました。
オトナの趣味の場所があるリノベーション事例
・大阪・中崎町の真ん中にある、廃墟も同然だった築54年の3階建ての小さなビルを購入したWさん。スッキリまとめられた内装とは対照的に一番上のご主人の部屋は木仕上げで秘密基地のような雰囲気。とことん趣味を楽しめる場所に!
・ずっとここがいいと待っていたテラスハウスをリノベーションした事例。カラフルで明るい印象の生活スペースとは一転して、ご主人がDIYで仕上げた趣味の部屋はぐっとこもれる雰囲気。ウッドベースの演奏やホラー映画の鑑賞を楽しんでいるのだそう。
・新築戸建てに9年暮したUさん夫婦が住み替え先に選んだのは、妻の実家である築43年・鉄骨造の戸建て。夢だったガレージハウスを実現しました。休みの日は1日中ガレージにこもり、レコードを流しながら、愛車のハーレーや学生時代からのAPEを整備しているそう。
・もはや趣味の領域ではないですが、画家として活動するご主人のアトリエを併設した住まいをリノベーションで実現したのはHさん夫婦。物件探しの段階からアトリエが確保できることが絶対条件でした。購入したのは、神社に面した広い庭つき戸建て。アトリエの壁は後からカスタマイズしやすいようにシナ合板の素地仕上げ、照明は無線調光式のものを採用。そして床材は水性絵の具を掛け流す特殊な技法のため、メンテナンス性に配慮して撥水性のある素材を採用しました。
・もちろん、マンションでも!スニーカー、本、音楽、自転車・・さまざまなコレクションと趣味を持っているご夫婦の住まい。リビングの一角でいつでもメンテナンスができるように、玄関からリビングまで曲線で土間をつなげました。
趣味のスペースは人それぞれ
アウトドアや自転車が趣味、という方にはメンテナンス用の土間スペースを確保したり、アトリエが欲しい人には、汚れてもメンテナンスしやすい素材を使ったり、手洗いスペースや特殊な電源が必要という人も。本やコレクションがたくさんある場合は、ただ明るい住まいではなくて、日が当たらないスペースを確保するのも重要・・・など、趣味の内容によってデザインや採用する素材も様々。自分で後からアレンジできるように、リノベーションではDIYをしやすいような仕上げにしておくこともあります。趣味のスペースにルールはありません!珍しい素材でも、間取りでも作れてしまうのがリノベーションのいいところ。バイクや車を直接入れられるガレージが欲しいなど、物件探しの段階から考慮が必要な場合もあります。
物件探しからサポートします。
アートアンドクラフトでは趣味の場所のある住まいへのリノベーションを物件探しからサポートします。まずはどんなことができる住まいがいい?どんな風に過ごしたい?!からお聞かせください。
大阪R不動産では、リノベーションの素材となる物件紹介もしています。
*紹介した事例の動画内覧も可能です。
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文:松下文子 Arts &Crafts 取締役副社長