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コンクリート躯体現しいろいろ
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マンションリノベーションの代表的なデザインのひとつとしてよく設計の際に希望をいただく「コンクリートの躯体現し(くたいあらわし)」。コンクリートでできた天井スラブや梁、柱や壁に、プラスターボードを貼って新しく壁や天井を作ったり、仕上げのクロス貼りや塗装を行わずにコンクリートを剥き出しの状態にすることをいいます。一般的な内装材では出せない無骨な仕上げが、新築にはないリノベーションならではのデザインとして人気があります。
リノベーションの対象となる分譲マンションはほとんどが鉄筋コンクリート造か、鉄骨鉄筋コンクリート造のため、隣の部屋との界壁や天井はコンクリートでできています。ただし、下記のような場合は躯体現しが難しいこともあるので注意しましょう。
もちろん、躯体現しができなくてもイメージしている空間を実現するデザインの方法は色々!既存に合わせた臨機応変な設計も、リノベーション設計者の腕の見せ所です。

天井と壁の一部・梁を躯体表しにした事例。コンクリートを施工した当時の型枠の跡がはっきり残っていて、質感の感じられる仕上がりになっています。

クロスを剥がすと出てきたのは、新築当時の職人がの越したと思われるメモ。本来隠れる前提の躯体にはこのようにメモが残っていることも多くあり、その物件ならではの面白さとしてそのまま残してしまうのも楽しい!ちょっと気になるなあ・・というときは、予定を変更して白などで塗装してしまう手もあります。

一般的に、コンクリートの中に木軸で壁を立てて、石膏ボードを貼ってからクロスを施工している天井や壁が多いですが、直貼りと呼ばれる方法でクロスが直接駆体の上に施工されている場合もあります。直貼りをする場合はまず、コンクリートの躯体をモルタルで平坦にしごいてからクロスを貼るので、逆に躯体を表すためにクロスを剥がすとツルッとした綺麗なモルタルが出てきます。クロスが直貼りか、直貼りでないかは壁や天井を叩いて見るとわかります。音が響かず、手触りが硬い場合は直貼りで施工されていると考えて良いでしょう。

コンクリートの躯体に、GLボンド(せっこう系接着剤)をダンゴ状につけて、石膏ボードをくっつけるように施工されている場合もあります。GLボンドを剥がすと、水玉模様のように跡が残り、独特の見た目になります。

躯体ではないですが、水廻りの壁がコンクリートブロックでできているときは、コンクリートブロックを現しにする仕上げもリズム感のある風合いが魅力です。

絶対やりたかったのに、躯体現しができない・・そんな時にもできることはいろいろあります!別の方法で使えるアイデアをご紹介します。
・コンクリートブロックで壁やキッチンを作るのもかっこいい!

・コンクリートの質感は取り入れたいけど、綺麗な表情がいい!というときは左官で綺麗に整えることもできます。樹脂モルタルと薄塗りしごき材を使って綺麗なコンクリートの表情を出した事例

その他にもコンクリートの質感のある床材を選んだり、タイルや木毛セメント板で実現したいデザインに近づけたり・・設計のアイデアはいろいろ!
リノベーションならではの面白さを楽しめる躯体現し。実現したいことのひとつに加えてみては?
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