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会員制駐輪場|WGP

会員制駐輪場|WGP

従前は飲食店が入居していた地階のテナント区画。本プロジェクトの事業主はビルの所有者であり、周辺にも多数ビルを所有しています。飲食店の退去に伴い事業主が運営する駐輪場の実現性についての相談を受けました。
地階へのアプローチは一般的な勾配の階段しかなく、不特定多数を対象とした駐輪場としては難しい状況であることと、風雨に晒されない屋内である利点を活かし、スポーツバイク専用の会員制駐輪場として計画を進めました。

Outline

  • 物件名/WGP
  • 所在地/大阪市北区
  • 構 造/SRC造地下1階地上11階建地下1階部分
  • 建築年/1987年
  • 竣工年/2022年
  • 改修前用途/店舗
    改修後用途/会員制駐輪場
  • 写真:増田 好郎

最初に現場を訪れたときには既に飲食店の内装は解体されたスケルトンの状態であり、アンダーグランドな雰囲気が漂う空間が広がっていました。建築としては即物的な設計とし、会員制であることからサインはユニバーサルなデザインではなく、地上から動線を誘導する役割として空間に上書きするように「線」を基本として計画しています。

 

本施設の周辺にはオフィスや商業が中心ですがマンションも多く、整備するスペースに困っている近隣居住者もいるのではという仮説を立てた。階段が空間を分節していたことで一方を150台分の駐輪スペースとし、もう一方を整備スペースとすることで、駐輪場+αの施設として計画。収益面でも駐輪スペースは月極で運用するためラック台数により収入の上限が決まるが、整備スペース利用のみの会員も設定することで収益の上限を外すことができる。

 

 

 

駐輪スペースは自転車通勤やサイクリングの拠点としても快適に機能するよう更衣室やロッカーも設けた。整備スペースはマンション居住では難しい洗車ができる仕様とし、プロユースの自転車専用工具も用意している。

 

 

 

Staff

  • アーキテクト:西川純司、佐藤伸也建築設計事務所
  • コンサルタント:西川純司  ロゴ/sato design 植栽/green space

担当者より

 

コンサルタント:西川純司

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