譲れないものを知る! 眺望重視派 リノベ事例 

左は生駒から右は明石まで。南は大阪湾の対岸まで?
視力次第でどこまでも見えてしまいそうな景色の中に浮いているような家。
季節が変わるたび、あの家に訪れたいなあと思わせる
20代夫婦の暮らしのレポートです。

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〇シンプルなワンルームの空間に暮らしたい
〇もともと濃く渋い色見が好きだ、というおふたり。

部屋全体が旗状のカタチをしているのでどうしたって広くできない廊下は
あえて天井と床の色を暗く落とし、奥へ誘導されるように作りました。
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廊下の壁は、既存再利用したアーチ型の建具に雰囲気をあわせて、腰高で上下に塗り分け。

廊下を抜けると明るさがまぶしいくらい!居住スペースが広がります。
濃紺のPタイル、鋼板の壁、コンクリートブロック、そして躯体あらわし天井と
大きな面積で異素材を大胆に組み合わせた提案は
ちょっと攻めすぎでしょうか…?な心配をよそに
「パンチがきいてて個性的で、眺めていて楽しい!」と即採用。できあがってみると
杉の床とベランダの向こうに広がる新緑&眺望でハードさは和らげられて、こんなバランスに。

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鋼板の壁の向こうはキッチン。
対面にしたいけど丸見えにはなりたくない、とのご希望からこの高さに設定してあります。
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白いブロック壁の奥はベッドスペース

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「物件購入+リノベ費用+諸費用=2000万円以内は実現可能でしょうか?」
はじめて問合せて来てくださった時のコメントです。
設備の入替も含めた全面リノベーションで
「私たち夫婦2人の要望をまとめるには予算が足りないかもと思いましたが
A&Cの皆さんがうまく調整してくださり、満足いくものが出来上がりました」

そのヒントは、リノベーションだけではなくて
ストックのコストを抑える為に、ふたりが譲ったのは駅からの距離。
日々の買物も便利な宅配サービスを利用すれば案外困らないし、
たまにヒールで駅まで走ることもあるけど、時間に余裕をもって生活をする習慣がつきました!
あと、住むまで知らなかったですが、スイーツの店が多く
街自体もまだまだ楽しめそう、とのこと。
物件探しもリノベーションも、コダワリは本当に人それぞれ。
あなたの譲れないポイントは何ですか??

自由設計型リノベーション/神戸市東灘区/マンション62㎡
設計・工事監理:木村久美子(A&C)
コーディネーター:岡崎 麗(A&C)