親のヤドカリ Renovation

アートアンドクラフトでは毎年、数多くの方の住まいづくりをお手伝いしていますが、その3割強が「一戸建」のリノベーションです。「え、そんなに? みんなどうやってオカネ用意してんの? 一戸建なんて無理じゃん。」そう思う方は多いかもしれません。

近ごろ増えているのは、親が所有する家をリノベーションして引っ越す人です。長く空き家となっていた場合もあれば、親がマンションに引っ越し玉突きで子世代が実家に暮らすことも。かつて商売で使っていた実家の建物を使うこともあれば、子がいない叔母さんから家を提供されるケースなど多種多様。

共通する背景として以下の要因が挙げられます。
・実家が田舎ではなく親子とも都会暮らしという人が増えた
・兄弟が少なくなり夫婦どちらかの親の家が使える状況が増えた
・土地付きの家に執着しない親世代が増えた

子世代としては、
・子育て期には多くの生活費が必要で住宅購入に資金が回せない
・しかし、その時期こそ広い一戸建に暮らしたい
・そのままの実家じゃ嫌だがリノベーションできるなら住みたい

親世代にもメリットはあるようです
・広さを持て余し将来はマンションに越したいと考えていた
・かといって思い出が詰まった家を手放したくはない
・盆や正月に一族が集まれる場所も残しておきたい

そう、実家の居住者を親から子世代にスイッチするだけで、このような互いのミスマッチが解消すると気がついたのです。まさに親のヤドカリ、そしてリノベーション。今後ますます増えそうな気がしています。が、いざスタートしようとすると解らないことも出てくるようです。

リノベーション前に受ける質問は以下のようなもの
・親子間で安く売買するの? それとも賃貸?
・親から借りるなら家賃はいくらで設定すべき? 無償もOK?
・親の名義のままで自分たちがリノベ費用借りられる?

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その前に「自分たちにも使える一戸建なかったっけ!?」