Works

50年経っても飽きない家を。

50年経っても飽きない家を。

中古物件を買ってリノベーションをすることに興味をもって、1年以上かけて物件探しに取り組まれたご夫婦。内覧しはじめて最初に見たマンションの、別棟の部屋を購入されました。諦めたり妥協しかけた時に巡りあったのが風通し、眺望バツグンの今の家。家づくりのテーマは「とにかくシンプルにしたかった。頑張りすぎていない自分たちの身の丈にあった家」設計中はいろいろ目移りもあったそうですが、流行りすたりのない「何十年も経って年をとっても違和感なく住める家」をベースに計画が進みました。

Outline

  • 物件名/S邸
  • 所在地/大阪市港区
  • 構 造/SRC造
  • 建築年/1984年
  • 竣工年/2010年11月
  • 施工面積/67㎡

木色の壁や、カウンター材がどこか懐かしい雰囲気を醸しているキッチン

反対から見たところ。外が見えるようにキッチンを移設した。

壁面収納の中にテレビやオーディオも一体化。

廊下に面したあかるい洗面。

アクセントにガラスブロック。

くりぬかれた間仕切壁を猫が渡る

この壁の向こうはベッドスペース。家の中の一等地に寝室がある。

杉の無垢フローリング、コルクタイル、藤の籠など全て同系色でまとめている。

何か使えるパーツがないか設計者はいつも目を光らせていて、今回は照明を再利用。

Staff

  • アーキテクト:一森典子
  • コンサルタント:大村直子

入居者の声

家づくりのテーマは、とにかくシンプルにしたかった。気取らずにゴロゴロできる家。 希望通りの、頑張りすぎていない自分たちの身の丈にあった家に仕上がったのがうれしいです。 実際に暮らしてみても、50年経っても飽きない家だと思います。 リビングスペースを広くしたことで、本当にゆったりと快適に 過ごすことができて、窓からの眺望も楽しめて贅沢だなぁ~と。 収納スペースは以前の家よりも少ないのですが、設計でうまく まとめていただいたので、適材適所にモノを収めることができ使いやすいです! 玄関の趣味の道具をまとめて置けるスペースもいいです。 打ち合わせが本当に楽しかったです!私の料理の出し方までを気に留めて、リノベーションに 活かしてくださったり、感激すること多しでした。

担当者より

日常の些細なシーンを大切に。そんなデザインを目指した家です。お手持ちの丸いダイニングテーブルの脚を切ってちゃぶ台にし、キッチン、お茶の間と寝室を扉のない壁で緩やかに仕切りました。朝起きた時の雰囲気、小鉢にたくさんの料理を作るキッチン、穏やかに和むちゃぶ台。そんな毎日をお二人と猫が紡ぐ空間はこれからも熟成して、より穏やかな空気を 纏っていくんだろうなあと思っています。(一森)

アーキテクト:一森典子

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