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圏外でいられる自分空間

圏外でいられる自分空間

仕事は広告デザイン関係、男性ひとり暮らしの部屋。平日は帰宅が深夜になることも多い。休日は休日で趣味のサーフィンや自転車のために早朝から出かけることが多い。結局あんまり家にいないじゃん!働き盛りな人ほど同じく思い当たるのでは?少ない時間でも、自分にとって最高の居心地だけを追求した部屋で過ごす時間の充実感が自ずと伝わってきます。どうせ居ないし…じゃなく、忙しいからこそ生活のベースとなる家を整えてみたい。1980年築の物件を購入してリノベーション。

Outline

  • 物件名/T邸
  • 所在地/大阪市西区
  • 構 造/SRC造
  • 建築年/1980年
  • 竣工年/2014年11月
  • 施工面積/61.75㎡
  • A&Cの仲介で物件購入

部屋に入るとまず開口の多さに驚く。写真は朝のリビング。

WICに直接アクセス出来る玄関。普段乗りの自転車の定位置。

2枚引き戸で仕切る洗面脱衣所。普段は全開で使っている。

人を家に招くこともあるので寝室は個室に。 窓の向こうが寝室で、WIC→玄関へとつながる。

施工上の都合でリビングより1段上がるキッチンは黒でゾーニング。

造作キッチンの腰壁はシナ合板の化粧仕上げに職人が溝加工を施している。

トイレは自然の中をイメージした鮮やかな若草色。

ドームが至近距離!眺望は物件選びで譲りたくない条件だった。

リビングのドアはシンプルなデザインに型板ガラスで柔らかい雰囲気に。

Staff

  • アーキテクト:川本美佳
  • コンサルタント:梅山知里

入居者の声

ひとりで買うことに躊躇は正直ありましたが、先のことなんてわからないし、年齢的なところもあって、やってみてから考えようと決心しました。 賃貸の時と比べるとやっぱりこだわって作ったし、好きな環境に囲まれて暮らすのは気持ち的に全然違いますね。こんなことならもっと早くやっておけばよかったなと(笑)。念願の無垢材のフローリングは裸足での触感が今でもたまりません。(Tさん)

担当者より

ラフ、無造作、といった仕上がりとは真逆で、隅々まできちんと造り込んだ家です。 「自分の居心地について、真剣に向き合う」この言葉がぴったりな方でした。特に印象的だったのは "触感"をとても大切にされていたこと。壁や床の素材、水栓のフォルムまで、じっくり吟味されました。 ひとり住まいの設計ではワンルーム派⇔個室派に別れますが、Tさんは来客時や将来のことを想定して個室を希望。 結果、招いた相手も気兼ねなく過ごしてもらえる部屋になったのではないでしょうか。 そうやって相手の気持ちも考えていらっしゃる所に、お人柄を感じました。(川本)

アーキテクト:川本美佳

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