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木型屋っぽくない、木型屋のオフィス|株式会社ノダ

木型屋っぽくない、木型屋のオフィス|株式会社ノダ

クライアントは1985年から木型屋の事業を行う企業。事業所の統合移転・リクルート強化を目的としたオフィスリノベーションです。
木型屋そして製造業全体の課題でもあるDXやファブレスを推進する企業背景を踏まえ、一般的な木型屋、あるいは製造業から想像されるイメージとは一線を画した、それでいて木型屋らしい要素も備えたオフィスを目指しました。

木型とは、ベースとなるベニヤ合板にレーザー加工機で溝を作り、成形された刃物を埋め込んだ加工用の「型」のこと。パッケージや食品トレイなど、あらゆる製品の製造工程で使われています。
今回は、そんな木型の製作技術にも共通するデジタル木工加工機を活用して、オフィスの顔となる什器を製作。工場で加工し、現場で組み立てることで、テナントの工事制約や限られた工期の中での施工を実現しました。

Outline

  • 所在地/大阪市中央区
  • 構 造/鉄骨鉄筋コンクリート造
  • 建築年/1995年
  • 竣工年/2026年
  • 施工面積/199.02㎡
  • 写真:増田 好郎

ディスプレイと棚、テレビ台、サイン、植栽ポットを兼ねた有機的なデザインの什器を製作。テナントの工事制約や移転のため限られた工期を考慮して、置き型の什器を中心に計画した。

棚・モニター台|デジタル木工加工機だからこそ表現できる曲線で棚からモニター台まで一体的に製作した。100インチのサイズのモニターが搬入され、各拠点の製造の様子が大画面で映し出される。

基材には木型の製造でも使用する合板を採用。一部の塗装はワークショップを実施し、クライアントのスタッフも参加。

アクリルサインはクライアントによってデザイン・製作。木型の製造と今回の什器製作の技術と機材が類似していることを活かし、製作のプロセスにクライアントを巻き込んだ。

サイン・ディスプレイ・植栽ポット|無機質になりがちなオフィスを彩るエントランス。ディスプレイには自社の製品である木型等を置き、植栽ポットには高低差のあるグリーンを。

自然景観として空間に溶け込む植物を選定。また植栽ポットの形状に合うようにFRPで鉢も特注製作している。

会議室にはガラスパーティションを採用。既存の照明・防災機器をできるだけ変更しない計画とした。

特注製作のデスク(施主支給品)など、オフィス内のデスク・チェアは移転前のものを活かしつつ、不足分を新規購入としている。

執務室のデスク・チェアは機能性を重視。3種類の鮮やかな色のチェアが採用されている。

什器は将来的なオフィス移転も考慮し、ユニットごとに分解・移動・組立できるようにしている。

Staff

  • アーキテクト:山田 輝 什器デザイン:IZUMI FAB & DESIGN 植栽:THE POTATOBOY NURSERY
  • コンサルタント:山田 輝

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