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昭和風情は凛と佇む|吹田市千里山西の平家

昭和風情は凛と佇む|吹田市千里山西の平家

昭和初期に建てられた平屋の古民家。周りは建て替えられた新しい建物も多い中、よく現在まで貴重な建物が残っていたと思うほど、建築当時の趣のまま静かに佇む姿が印象的でした。相続をきっかけに活用方法をアートアンドクラフトに相談。初めての大家業への不安を払拭するべく、サブリースで賃貸を行うことになりました。当時の趣を残してリノベーションした建物は、賃貸募集開始後すぐに複数の申込みが入り、入居者を迎えて新しい暮らしの場となっています。

Outline

  • 物件名/千里山西の平家
  • 所在地/吹田市
  • 構 造/木造平家
  • 建築年/1936年
  • 竣工年/2023年
  • 施工面積/72.56㎡
  • 従前用途/住居
    改装工事後用途/住居
  • 写真:衣笠名津美

昭和初期建築の平屋の古民家。佇まいは昭和初期の建築当時の趣のまま。

建物は街の景観にも影響を与える。

専用庭がある賃貸物件は大阪R不動産でも反響が高い。庭から採ってきたアジサイや南天を床の間に飾ったりと、古民家でしか味わえない豊かな暮らしがある。

玄関のすぐ横に設けられた洋室。木製の板壁も造作の収納もすべて既存のまま。

窓際にあるベンチのような造作収納。手の込んだ造りは今見ても新鮮で粋に映る。

和室6畳は寝室として使うのに丁度いい空間。畳や襖を張り替えた以外は全て既存のまま。内装も状態良く残っていた。

台所はリフォームされ壁もビニールクロスになっていたが、クロスの上から木製パネルを施工。レトロな雰囲気に戻すとともに、経年劣化が起こりにくい素材に変更した。天窓は元からある設(しつらえ)。

再生塗装を施した浴室。床は専用のバスシートを既存タイル床の上に貼っている。ユニットバスに交換するよりもコストダウンに繋がる。

洗面器や便器などの設備機器は新しく入れ替え。

水回りの清潔感は賃貸物件でも必要不可欠な要素。

古いガラスは今では手に入らないものも多い。

貴重な素材だからこそ、使えるまで使い続け継いでいく。それも古民家ならではの醍醐味です。

Before|外観。左側の生垣は撤去し、駐車場スペースとした。

Before|浴室。レトロな窓ガラスや緩くアーチを描く天井が特徴的。

Staff

  • アーキテクト:コンサルタント:川本美佳

担当者より

 

アーキテクト:川本美佳

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