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子育て中でも整え上手

子育て中でも整え上手

家族が増えて手狭になり、お気に入りのエリアで物件探しをスタートしたMさん。新築マンションを検討するも区切られた個室がありすぎて使いづらそう…とたどり着いたのは、中古物件購入×リノベーション。広々としたルーフバルコニーが物件購入の決め手になりました。間取りは子育てをしながらでも整った状態を保てるように、片付けのしやすさを優先。内装デザインはベースとなるホワイト×ベージュにアイアンの金物がスパイスになっています。ユニークなのは二間続きの和室を残したこと!一部をLDKから続く板間にすることで使い方がグッと広がっています。緑で彩りを添えて、Mさん家族らしい柔らかい住まいになりました。

Outline

  • 物件名/M邸
  • 所在地/那覇市
  • 構 造/RC造
  • 建築年/1994年
  • 竣工年/2021年4月
  • 施工面積/63.76㎡
  • 写真:井田佳明

ロールスクリーンを上げるとコンパクトな収納スペース。使う頻度の高いものが手軽に取り出せるので、とても重宝しているのだそう。

リビングにはにPC作業するスペースを一角に設けた。

ダイニング&キッチンとゆるく繋がるリビング。「最初は存在感のある梁が空間を分断してしまうのではと不安もありましたが、ソファを置くと全く気にならなくなりました!」とMさん。

子育て中には畳!という要望からキッチンの背面に和室を二間。和紙畳を採用&襖紙には壁と同じクロスを貼り、古い印象を一新。今は一続きで子供と川の字で並んで寝ている。将来は仕切って使うため、襖は奥で保管中。

キッチンにいても遊ぶ子供の様子を見守れるよう、和室へは二方向からアクセス可。LDKから続くフローリング材を部分的に取り入れた。

重量があって畳の上に置くには抵抗のある家具もフローリングの上なら気兼ねなく置ける。

梁を活用してカーテンレールの内側に取り付けたのは、緑を吊るすアイアンバー。カウンターの脚などの金物も上手工作所のもので統一。ダクトレールから下がるペンダントライトは引越し後、同じ上手工作所で購入したもの。

カウンターには柔らかな質感のベージュタイルを、目地はホワイトで馴染ませた。アイアンの金物がくっきりと映える。

食洗機を備えたシステムキッチンを採用。キッチンを境にプライベートスペースへと切り替わる。向かって右手に先の和室二間が並ぶ。

正面の建具の向こうはWIC。「このスペースの中に物を収めることを心掛けるので、物が増えずに整った状態を保てています」とMさん(妻)。

エントランスの床タイルは既存再利用。メイン建具と室内窓のデザインガラスを通して自然光が届く。

ガス乾燥機設置のため、洗面と位置を反転。洗面カウンター下はオープンにし、収納ケースで整理整頓。

家具も金物に合わせて、ブラックがスパイスに。

Staff

  • アーキテクト:塩谷昌洋
  • コンサルタント:森岡瑞穂

入居者の声

バルコニーに一目惚れし予定より狭めの物件に決定したので、「子育て中でも片付けしやすくスッキリ住みたい」が一番の希望でした。担当の方達の気さくな対応と的確なアドバイスのおかげで、漠然とした生活のイメージがどんどん形になっていく打ち合わせはとても楽しい時間でした。出来上がるまでのわくわく感も含め、リノベーションの良さかもしれないです。
忙しい毎日ですが、自分たちで選び整えた空間で毎日を過ごすことの心地よさに日々を支えられているような気がします。子供も少し大きくなってきたので、これからは植物やインテリアももっと楽しんでいきたいです。

担当者より

実現したい暮らしや具体的な部屋の使い方のイメージがあったので、設計ではそれらをリアルに落とし込み、実現していく形で進めました。既存の間取りを活かしつつキッチンを住まいの中央に配置したプランは、Mさんの実現したい暮らしのイメージとコストバランスの面から自然に導き出されたように感じます。Mさん一家らしい内装色や金物選びで、優しさや温かさが伝わる仕上がりとなりました。これからの丁寧な暖かい暮らしが想像される心地よい空間になったと思います。(塩谷)

アーキテクト:塩谷昌洋

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