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繋がると仕切る。遊びごころから生まれた間取り
繋がると仕切る。遊びごころから生まれた間取り
「この家に引っ越してから、自宅で過ごす時間が増えました」と話すNさん。建築系大学出身の夫と、ライフオーガナイザーの資格をもつ妻、ふたりの子どもの4人家族。自然や緑の多いエリアで、子育てがしやすいという観点から豊中市で物件探しをスタート。どこにいても家が見渡せる間取りを目指しました。
キッチンを窓側に移設したことで、明るく開放的なLDKになった
バーチ材の無垢フローリング。斜め張りは夫のこだわりのひとつ
家の真ん中につくったライブラリースペース。カウンターデスクは「直線ばかりじゃつまらない!」と、あえて曲線に加工した
大きな窓のある子ども部屋。窓から顔を覗かせたり、積み木を並べたり、子どもが遊ぶ様子を、ライブラリー越しに繋がるダイニングからも見守ることができる
キッチンの端に木製の格子を造作。奥に位置するリビングからの視界を、ほどよく遮ってくれる
ステンレス天板とモルタル腰壁のキッチン。背面にはカウンター収納を造作。「子どもと一緒に、みんなで立てるキッチンにしたかった」と妻
玄関扉をあけると、船舶照明が灯をともし迎えてくれる
透明ガラスと細い材で、華奢な印象に仕上げた木製建具
廊下は最小限に。玄関から透明ガラスの建具をあけて左を向くと、キッチンを経てリビングまで見通すことができる
モルタル仕上げの洗面台。格子のパーテションは建具とあわせたデザイン
浴室の隣りにウォークインクローゼット。家族のもの全てがまとめられており、ここで、お風呂上がりの着替えをすますことも


アートアンドクラフトのオープンハウスに訪れて、リノベーションでの家づくりを決めました。「面白い間取りにしたい!」という私たちの要望に対して、担当者の方とアイデアを出し合いながらつくりました。繋がりながら、ほどよくプライバシーが守られた空間は過ごしやすく、とても気に入っています。将来的には、自宅でライフオーガナイザーの講座を開けたらいいなと思っています。(Nさん)
もともと奥まった位置にあったキッチンをバルコニー側へ移動させることで、家族が集まるLDKとワークスペースが綺麗に繋がるようプランニングしました。打合せでは、建築に詳しいご主人から、建築家の作品が話題にあがることも。こども達が顔を覗かせてくれたら面白いかも、と作った窓は建築家、西澤立衛の「森山邸」のスッキリとしたスクエア窓を参考にされました。「どうすれば面白くなるか」。シンプルなベースに遊びがちりばめられ、Nさんらしい住まいになりました。(川本)
アーキテクト:川本美佳
