建具のデザインいろいろ – リノベーションコラム

せっかくリノベーションするなら、何にこだわる?キッチン、無垢フローリング、天井躯体現し?それもいいけど、建具も印象を変えるポイント!開戸、引戸の使い勝手だけではありません。せっかくなので、好みのデザインを取り入れて楽しんでしまいましょう。建具のデザインいろいろをまとめました。

建具の種類

木製建具には作り方によって大きく分けると框戸(かまちど)とフラッシュ戸があります。框戸はドアの四方を太い枠材で構成し、中央に板材やガラスなどを嵌め込んだドアのこと。重厚感があり、強度があるので大きなガラスを入れて視線の抜けを確保することができます。フラッシュ戸は芯材で骨組みを作り、その上に合板を貼り付けたドアのことです。室内の扉はほとんどの場合、フラッシュ戸で作られます。軽くて使いやすいのが特徴で、合板の素地を生かすか、塗装をするかなどによっても雰囲気が変わります。

木製建具の他にも人気があってよく採用されるのは、スチール建具。スチールの質感がカッコよく、丈夫なので木製建具より枠が細く繊細なデザインが実現できるのが特徴です。ただし、重量がかなりあることと、金額は木製建具に比べるとグッと高くなるので要注意です。

その他、一点もののアンティークの建具を購入し、そのサイズに合わせて建具枠を作ることもできます。

 

デザインのポイントにしたい建具を選ぼう

プランが固まったら、デザインのポイントにしたい建具を考えてみましょう。悩んでしまう人は、まずは廊下からリビングダイニングにアクセスするリビングインドアから。框戸にしてガラスを入れると、廊下からリビングへ視線が抜けて開放感が出るほか、暗くなりがちな廊下に光を入れる効果もあります。ほかにも、玄関に入ってすぐ目に入る扉や、リビングからつながる収納や個室などの扉に好きなデザインを取り入れるのも素敵。建具のデザインを検討する際は、ドアノブをつけるかハンドルをつけるか、フラットバーにするか・・そして、蝶番や吊りレールなど、金物選びもお忘れなく。

 

採用はメリハリをつけて

ガラスを入れた框戸やアンティークの建具など、使ってみたい建具はたくさん。ただし、全部の建具をデザインが特徴的なものにしてしまうと、盛りだくさんで室内がごちゃごちゃしてしまうことも。コストもどんどん嵩んでいきます。デザインとして見せたい建具と、それ以外のメリハリをつけて。それ以外の建具はシンプルに木製フラッシュ戸を白塗装して壁に馴染ませたり、収納などは建具枠のみをつけて、カーテンやロールスクリーンで目隠しをするなど、全体のバランスを考えながら検討するのがおすすめです。

 

既存建具も利用しよう。

元々その建物にあった既存建具をそのまま利用することももちろん可能です。汚れなどが気になる場合は金物を付け替えて塗装すればまだまだ使えます。木製のルーバー建具や、今ではなかなかないレトロでかわいいデザインの建具が残っていることも。比較的築年数が新しい物件で、建具がシート貼りになっている場合は、上からの塗装がのりにくい場合があるので注意が必要です。

 

オリジナルの建具を採用したリノベーション事例

・大阪市内でリバービューのマンションの一室をリノベーションしたTさんの住まい。リビングから書斎と寝室への2つの建具を木とガラスのオリジナルデザインで作りました。

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・ヴィンテージマンションの一室をリノベーションした、古着屋オーナーの住戸。店舗で使用していた重厚な鉄扉を特注の金物で吊った引き戸に、職業柄集めていたという、アンティークの建具。細部までとことんEさんらしい住まいです。

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・アトリエのある住まい。リビングからアトリエへ入る出入り口の建具には古建具を採用。あえて小ぶりなサイズのものをそのまま使うことで、アトリエの隠れ家感を演出しています。玄関に入ってすぐの目隠しのパーテションにも古建具が使われています。

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・ポップな色使いのSさんの住まい。既存のレトロな建具をペールグリーンに塗装して再利用。内側だけを黄色に塗装したアーチ型の建具枠もデザインのポイントです。

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・今ではなかなかみられない丁寧な仕事をうまく残しつつ、限られた枠で何ができるのかを考えるのが楽しかったというSさんの住まい。その言葉通り、建物に元々あったガラス入りの建具は丁寧に塗装されて引き続き利用されることになりました。

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セレクト型リノベーションTOLAでも、リビングに入る木製建具はガラス入りの框戸をセレクトできます。コンパクトな廊下部分も、閉塞感なく開放的な外の景色を感じられる事例です。

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・玄関を開けると目に飛び込んでくるスチールの建具がかっこいいAさんの住まい。スタイリッシュな室内にスチールの質感がよくあっています。以降、この建具が好き!と、何件にも採用されています。

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・おふたりともグラフィックデザイナーのSさん夫婦の住まい。打ち合わせにイメージを形にしたCGを持って来られ、そのCG通り、天井近くまでの背の高いスチールの両開き戸を採用。廊下からWICへのワイヤーメッシュの引き戸や、冷蔵庫とウォーターサーバーを隠すための軸回し金物を使った引込戸もユニークです。

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リノベーションを検討する上で、まず建具から考える人はきっと少ないはず。でも、細かいところまで楽しんでほしい!小さなお気に入りのポイントを散りばめられるのもリノベーションの楽しいところ。こんなことできるかな、というご相談はお気軽にお問い合わせください。

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文:松下文子 Arts &Crafts 取締役副社長

 

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