今にも動き出しそう!男心をくすぐる迫力のヴィンテージマンションに暮らす古着屋オーナーの住居。駅からの登り坂はなかなかだしエレベータは無い。でも白亜の外観、見渡す景色、そしてなにより広さが最高!海外へ買付けに行くたび、いつか使おうとストックしていた什器と、ケタ外れの物量をもって設計がスタート。内装材(クロスやシートなど)は全く使っていません。建物と洋服、古くて良いものをリユースする職業同士つくりあげた規格外の空間をご覧あれ。
扉を開けると広さと天井高に驚く。仕事の打合せにも使う玄関ホール。
重厚な鉄扉は店で使っていたもの。吊レールを特注で造作。
米軍の払い下げで手に入れたチェストを洗面台へリメイク。
ランドリーを取り込んだストレージ。什器に合わせ設計したディスプレイのような収納。
躯体の凸部を利用した靴棚。棚受金物は古いフォークリフトの部材を転用したもの。
LDK~ホールの外倒し窓。視線が抜け大きなワンルームで生活しているよう。
作業中のものが置けるよう棚の奥行きを深めに作ったキッチン。
玄関からずっと土間続きのDK。配管類はすべて素材あらわしで無骨な印象。
広いテラスがついたリビングはナラフローリング。テラス越しに桜が咲き眺望が広がる。
入居者の声
仕事にするぐらいアンティークが好きですしマンションも古い物件に興味がありました。これだけの物を扉付きの収納にしまうとそれだけで圧迫感があるので避けたいと考えていました。外に出しておくと手入れもしやすいです。
OUTLINE
物件名 /E邸
所在地 /箕面市
構 造 /RC造
築年月 /1976年
竣工月 /2015年10月
施工面積/92㎡
*この物件は、大阪R不動産で「箕面WHITE BASE」というタイトルで募集しました。
担当者より
大きな玄関ホールや、寝室よりも大きなストレージなど、柔軟な計画となり、ご職業柄ストックされていた建具や備品を活用したり、前の住居で使っていた家具をリメイクして洗面にして使ったりしたことで、あたかも長年そこに住んで来たような雰囲気を醸し出し、おふたりのように包容力のある空間になりました。 (福永)
STAFF
設計・監理:福永裕美
コーディネーター:中村美保
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