「新築みたい」を目指さない -リノベーションコラム

リフォームやリノベーションの広告や事例紹介を見ていると、「新築同様に綺麗です」と大々的に謳われていて、そんな言葉にモヤっとしたことはありませんか。また、外から見ると味のある素敵な建物なのに内部だけピカピカにリフォームされた物件に違和感を感じてしまうことがあります。

もちろん、室内の状態が悪い時や、間取りを全面的に更新するようなリノベーションをする場合は一度スケルトンにして全て更新するのもひとつの方法です。でも、建物の状態によっては全部を全部新しくする必要はありません。まずは「素材となる建物の良いところはどこか」を考え、古いものと新しい物を調和させるとリノベーションならではの味わい深い空間や面白いデザインが出来ることもあります。また、時間が経って暮らしになじみ、愛着が出てくる素材や、アンティークの材料などを取り入れるのも一つ。

新築じゃないからこそ生まれたリノベーション事例を紹介します。

 

既存の仕上げに馴染ませるリノベーション

築約120年の古民家のリノベーション。残せるものは最大限に残しながら、更新する内装材は工事前の建物の雰囲気に合わせるようにセレクト。フローリングも既存の色に合わせて塗装をしました。時間を重ねた佇まいを守りながら、今の暮らしにあった住まいへとリノベーションしました。

 

 

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1932年築、「トヨクニハウス」という名で知られる、大阪最古のRC造集合住宅。既存の柱や鴨居、照明などをあえて残し、デザインとして取り入れました。

 

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建物の歴史をデザインにとり入れるリノベーション

増築が繰り返された築年数不詳の戸建て。解体すると現れた丸太梁とトラス梁をあえて見せ、既存建物の辿った時間をデザインに取り込みました。

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ビルや戸建てだけではなくもちろんマンションにもリノベーションの面白さはたくさん。こちらの事例では既存クロスを剥がすと現れたマンション建築当時の職人によるメモ。これもこの部屋にしかない”味”だなと、そのまま残しました。

 

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既存仕上げを剥がすリノベーション

住居として使われていた、RC造4階建の中古戸建てを、自社用オフィスビルへとコンバージョンした事例。既存の外部タイルや内装材を剥がすことで現れる表情をデザインとした“引き算”のリノベーションを行いました。

 

 

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アンティークや古物を取り入れるリノベーション

ヴィンテージマンションを購入してリノベーションした古着屋オーナーの住居。海外へ買付けに行くたび、いつか使おうとストックしていた什器や、アンティークの建具などを取り入れ、オリジナルの住まいを作りました。

 

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神社に面した広い庭つき戸建てを購入しアトリエのある住まいにリノベーションした住まい。昭和の邸宅の趣を各所に残しながら、ご主人がいろいろなところで買い集めてきた古物や、アートアンドクラフトの古物商「まだがんばらせてください」の建具などを採用し、遊び心あふれる住まいになりました。

 

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古いものと新しいものを混ぜあって設計するのはアートアンドクラフトの得意技です。リノベーション向けの素材となる物件は、条件に合わせて個別紹介しています。こんなリノベーションがしたい!という方はぜひお問い合わせください。

また、もっとアートアンドクラフトのリノベーションについて知りたい方には事例集をお送りしています。下の問い合わせボタンよりお問い合わせください。

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*紹介した事例を動画内覧できます


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文:松下文子 Arts &Crafts 取締役副社長

 

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