RENOVATION

アートアンドクラフトのリノベーションの特徴

1998年、画一的な間取りや工事のしやすさなどを優先した供給者目線の住宅ばかりが流通していることに対するオルタナティブな選択肢として、私たちのリノベーション事業が始まりました。それから20年超。マンションや戸建て住宅はもちろん、ビルや倉庫のコンバージョンまで幅を広げ、多種多様な建物をリノベーションしてきました。解体してみないとわからないことが多く、知識や技術、何より経験が必要と言われるリノベーションの現場。豊富な経験と実績から、既成概念に囚われないアイデアとそれぞれの現場に合わせた柔軟な対応で住む人の想いを実現します。ここでは、私たちがリノベーションで大切にしていることをまとめました。

おおらか、心地よい、普遍的

生活が飛躍的に便利になる画期的な新建材や高性能な住設備が日々生み出されています。一方で大切にしたい普遍的なものもあります。 無垢フローリングや、モルタル、シンプルなタイルや塗装仕上げ…おおらかで心地よく、流行り廃りの少ないもの。飽きることなく長く付き合い、暮らしに寄り添って愛着が湧いてくるもの。新しい技術や製品も取り入れながら、私たちが実際に使ってみて本当に良いと感じたものをお勧めしています。

不動産のプロでもあります。

リノベーションというと、建築やデザインの話が中心だと思うかもしれません。しかし、どんな物件をリノベーションの対象とするかも同じくらい大切です。窓からの景色を眺めながらゆっくりと過ごしたい、心地いい風を感じたい、古くても味がある住まいが落ち着く・・そんな希望を実現するには物件選びが肝。そして、長く安心して暮らすためには、管理状態が良かったり、いざというときに売却できる、支払いに無理がないなど大事にしたいことがたくさんあります。

また、検討の早い段階で不動産の購入を含めた全体の資金計画とスケジュールを把握しておくことがとても大切です。

アートアンドクラフトは、一級建築士事務所であると同時に、宅建業者であり、工務店でもあります。 建築やインテリアの知識はもちろん、不動産取引にも幅広い知識をもってリノベーションをサポートします。将来的な相談でも大丈夫。それぞれの方にあった進め方を総合的にコンサルティングします。

建築士がイメージを編集します。

私たちは一級建築士事務所ですが、「作品」を作ることはありません。デザインはその空間で時間を過ごす人の想いを実現するために行うものと考えているからです。明確なご要望がある方はもちろん、「面白い家にしたい!」「手持ちのインテリアにあう空間にしたい!」「この写真の雰囲気が好き」などでも大丈夫。設計のプロがイメージを形にします。

また、建築確認申請が必要ないリノベーションの設計には本来建築士の資格は必要ありません。ですが、建物全体の構造や関連する法令に関する知識がないまま計画を進めると、知らない間に違法状態になっていたり、将来的に問題が出てくることも。アートアンドクラフトでは、設計者は建築士の有資格者であることにこだわっています。

実際の施工事例を見てイメージを膨らませたい方は、ぜひ施工事例見学会にご参加ください。

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設計者が現場監督

どれだけ紙の上で上手に設計しても、現場でしか決められないことや予期できない着工後の変更はたくさんあります。アートアンドクラフトでは時間をかけて一緒に住まいを考えてきた設計者が現場監督も行います。そうすることで施主のこだわりを職人に丁寧に伝えられます。

また、建築は現場で職人が作るもの。職人の腕次第で仕上がりは大きく変わります。左官は左官職人に、タイルはタイル職人に、塗装は塗装職人に。長年それぞれの道で経験を積んできた熟練の職人と施工を進めていきます。

デザインと性能のちょうどいいところ

今や、リノベーションに合わせて耐震性能や断熱性能のアップを目指すことが標準的になってきました。アートアンドクラフトは、独自の耐震工事指針、断熱工事指針を定め、時には構造の専門家と協業してそのニーズに応えられるように知識と経験を積み重ねています。
一方で、必ずしも全ての住宅がいわゆる“新築同様の”性能をもつべきだと言う考え方でもありません。耐震補強や断熱改修もしたいけれど、限られた予算の中で内装や設備にもお金をかけたいと思うのは当然のことです。
性能アップの目的が明確な性能の数値を出して補助金などを受けることなのか、暮らしを少しでも快適にすることなのかによっても方針は変わってきます。建物の構造や建築年によってもどこまでするべきかは大きく異なります。叶えたい暮らしを実現する上で、それぞれが希望するデザインと性能のちょうどいい落とし所があると考えています。耐震工事や断熱工事についても、安心してご相談ください。

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既にあるものを大切にする。

リノベーションでは内装や内部の壁は全て取り壊してスケルトンにする、というイメージがあるかもしれません。確かにスケルトンにしてしまった方が、工事が簡単な場合もあります。それでも、歴史を重ねた建物にしかない良さもあります。中身だけ新しくてもチグハグな印象になってしまうことも。アートアンドクラフトのリノベーションは既存建物を読み解き、その良さを残しながら更新することを心がけています。古いものと新しいものをうまく組み合わせる面白さもリノベーションの醍醐味です。

リノベーション向けの素材となる物件は、条件に合わせて個別紹介しています。また、もっとアートアンドクラフトのリノベーションについて知りたい方には事例集をお送りしています。下の問い合わせボタンよりお問い合わせください。

 

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