建築設計作品、まちづくり活動、執筆書籍から代表的なものをご紹介します
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Crafts Apartmentシリーズ(1998〜)
現在のリノベーション済みマンションの販売スタイルを確率した日本初のモデルと言われる。初期の5作品の設計を担当した。
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クラフトスタジオ神路(2001)
それまで建物の使い道がなくなれば、スクラップ&ビルドがあたりまえだった時代に、コンバージョン(用途転用)して使い続ける手法を、大胆かつ鮮明に建築業界へ提示した。
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天満埠頭(2004)
行政やNPO主体で行われた社会実験イベントで、水上TAXIを乗り降りできる水上カフェを設計。台船上に深夜たった1日で設営。同時に、自らTAXIの船長も務めた。
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Mobile House 与タロウ(2005)
テレワーク、ノマドワークなどのモバイル時代到来を予見し、キャンピングカーを移動住宅として日常使いするコンセプトでリノベーションした。
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HOSTEL 64 Osaka(2010)
インバウンドブーム到来以前、使われなくなったオフィスビルをリノベーションしてホステルを開業。設計だけでなく宿泊業の運営まで手がけた。
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SPICE MOTEL OKINAWA(2015)
アメリカ統治時代の沖縄に建てられた老朽ホテル(1970建築)を、 まだリノベーションが定着していなかった沖縄で ビンテージ感を残しながらモーテルとして再生。
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Mid-Century House YOGI(2022)
米軍のために建てられた沖縄の「外人住宅」を建築当時のミッドセンチュリー感を残しつつ、現代に通用する住まいとして再生。民泊や撮影スタジオ利用も可能。
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神戸復興住宅メッセ(1995〜)
アートアンドクラフト創業翌年に発生した阪神淡路大震災からの復興を支援する施設(神戸市など主催)で、コンサルタントおよび建築士として事業終了までの約3年間従事した。
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NPO水辺のまち再生プロジェクト(2002〜)
大阪の河川空間の活性化と再生を目的に、発起人としてNPO法人を設立した。水辺のMAP作成や水上TAXI事業などをしていた。NPO解散後は、現メンバーが地域団体として活動を継続している。
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法善寺横丁 復興コンサルティング(2003〜)
連続して発生した2度目の大規模火災後、復興メンバーのコンサルタントとして活動。不動産評価の権利変換と一部の企画設計業務を担った。
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銘品喫茶 大大阪(2005)
近代建築のダイビル本館が解体されるまで、4年間限定で運営した喫茶店を、まちづくりの一環として開業。大大阪時代から現代までの大阪銘品を発掘し、店内で販売もした。
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仮り住まいの輪(2011)
東北で発生した東日本大震災を乗り越え、次の一歩を踏み出したい方の仮り住まい探しと、それを支援したいと思う大家さんがマッチングするためのプラットフォームをweb上に開設し運営する市民グループの発起人。2012年解散。
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書籍刊行と執筆
長屋再生からまちづくりに関する書籍を共著で、そしてリノベーションに関する書籍からフリーペーパーまでをアートアンドクラフトから多数刊行した。
[プロフィール]
大阪市生まれ。マンションデベロッパーとハウスメーカーでの勤務を経て、1994年にアートアンドクラフトを設立。日本における建築リノベーションを黎明期から牽引、またデザインホステルなど、あたらしいスタイルの宿泊施設を企画運営してきた。2020年に同社の経営を退き「顧問」に就任。現在は沖縄の建築再生と、観光まちづくりに勤しんでいる。