
昨今のコロナ禍で各企業ではリモートワークの導入が加速するなか、改めて人々が顔を突き合わせて集まる「リアル」な場のあり方が再認識されています。そのリアルな場、これまで人々が長く滞在してきた空間のひとつとして、オフィスがあります。
今回沖縄本島北部の中核である名護市中心街、産業支援拠点となっている名護市産業支援センターにある一区画をリノベーション。この度、完成するオフィスをお借りして、本施設の見学会およびアートアンドクラフトが提案する遊休不動産の再生事例講座を開催します。
イベント概要
日 程|6月9日(金)
時 間|13:00 開場
13:15 第1部 事例講座(約45分)
〜 休憩(約15分)〜
14:15 第2部 見学会(約60分)
場 所|名護市産業支援センター[Google Maps]
参加方法|
第1部:予約制[予約フォーム]
第2部:予約不要
駐車場|こちらをご確認ください
目指すはスマートシティ
名護モデルの実現
この場所は、名護市・住民の方々・大学による地域連携や様々な企業やスタートアップ等との連携をはじめ、デジタル、ファイナンス、モビリティ等の最新テクノロジーを活用することで、活気あふれる新しい街づくりを目指す官民連携によるまちづくりの拠点です。
一社法人や官民連携コンソーシアムによるまちづくりのためのアクションの支援、オープンイノベーション、セミナー、ワークショップ、先進テクノロジー体験などを行える交流施設となります。
そこで、本計画ではイノベーションを生むための仕掛けを各打ち合わせエリアにちりばめ、空間を間仕切ることはせずに施設のそれぞれのエリアごと又はエリアを超えて交流を促す設計を目指しています。
打ち合わせエリアの什器をキャンプ、卓球、ソファ、カウンター、可動机、畳、芝(カーペット)など様々な姿勢や目線の高さで行えるように工夫。また、最新テクノロジーを活用する場所であるからこそあえてアナログな仕組みを取り入れました。
主要打ち合わせエリアの中心には滑車とリールで動かせる照明装置を提案し、Banana Concept inc.と共に地元名護を中心に活動している作家の方々と民具、陶芸、木工・漆 、ガラス、アップサイクルをコンセプトに制作しました。
*イベント当日は作家の方々の作品の展示を予定しています。
第1部|
遊休不動産の再生事例講座
既存建物の可能性を考える
私たちはこれまで様々なコンバージョン(用途変更)により既存の建物を蘇らせてきました。
本計画では建築基準法上の用途変更はしていませんが、一般的な閉じた事務所区画を開かれた交流の場へと刷新しています。
今回の見学会に合わせて開催する講座では、宿泊施設や複合施設など私たちがこれまでに手がけてきたコンバージョン事例を含む遊休不動産の再生事例の紹介とともに、アートアンドクラフト的な沖縄でのコンバージョンの可能性を考えます。
所有物件の利活用に困っているオーナーの皆さん。一筋縄では上手くいかない物件や一風変わった建物もコンバージョンで、その建物の魅力を引き出すおもしろい物件に蘇らせることができるかもしれません。
※第1部に参加希望の方は[予約フォーム]よりご予約ください。
第2部|
オフィスリノベーション見学会
本施設のリノベーションポイントや意図を解説。ツアー形式で施設内を案内します。
名護で新たに拠点を増やしたいと考えている、ワクワクするオフィスのリノベーションを検討している個人事業主の皆さんや企業の担当者の皆さんにご覧いただきたい事例となりました。
※第2部は予約不要です。直接会場へお越しください。
ぜひ糸口を見つけにご参加ください。
数週間前に掲載していた同内容の記事ですが、先方の都合で一時取り下げておりました。
スケジュールを調整して、再度掲載しております。
取り下げる前に本ページをご覧の皆さま、ご予約を頂いた皆さまには大変ご迷惑をお掛けしました。お手数をおかけいたしますが、参加をご希望の方は改めてご予約をお願いします。
お問い合わせ先:
Arts&Crafts 沖縄事務所
北中城村喜舎場1066
098-975-