倉庫から賃貸オフィスへ｜inter action bldg.

キュービクルから各フロアへの幹線の引込み、各フロアへMBやMDFの設置など、テナントオフィスビルとするための共用部工事も今回のフェーズで行いました。

各階の共用部にはポイントとなるようヘリンボーンの不燃パネルを用いました。

工事費を抑えられるよう貸室内のデザインは既存の仕上材を削ぎ落とすことで進めています。企画段階でアスベストの調査を行い含有されていないことが確認できたため、天井材を一部を剥がしました。賃貸商品としての特徴づけと同時に、電気工事や消防工事、空調工事を効率的に行えるように計画しています。

テナントターゲットをクリエイティブ層に据え、オフィスへ寝泊まりもできるよう共用のシャワーブースを設けています。

従前のトイレは1箇所にまとまっていましたが、リノベーション後は共用トイレとして男女別で計画しています。

入居後の様子

大阪R不動産で賃借人募集を行いました。フォトグラファー、グラフィックデザイナー、抽象画アーティスト等のクリエイティブワーカーが入居し、オフィスやスタジオとして使用しています。

＊入居者の声はACPAPERでもご紹介しています。