グラフィックデザイン事務所のオフィス拡張計画。事務所を構えるのは、建築家岸田日出刀氏が設計した、大阪市中心部の川沿いに建つビルの一室。水平連続窓が特徴的で、窓からは水都大阪を象徴するようなリバービュー!約30平米のコンパクトな区画をオフィスとして使用していたが、隣の区画が空いたこと、スタッフが増えたことなどから、隣の区画も借りて拡張することに。
少し無骨な雰囲気だった元のオフィスから一転、両サイドに窓があり自然光が多く入る新しい区画は明るく心地よい雰囲気に。仕事に関する資料が多いため、通路部分には本棚を造作。コストはできるだけ抑えながら、使い勝手を大幅に向上する計画となりました。

黒を基調とした少し無骨な雰囲気の元々の区画。廊下側の壁をセットバックして面積を少し縮小。集中して作業に取り組めるスペースに。

新区画につながる通路部分。セットバックしたスペースを利用して大量の資料を収納できる本棚を造作。資料もきれいに整理できて、効率がよくなったそう。

元々の区画と通路の間は扉を撤去。あえて開口をそのまま低く抑え、空間のメリハリをつけた。

扉にはsato design.のサイン。

新区画の床はライトグレーのPタイル。木仕上げの壁の中は大容量のストレージ。打合せや来客対応の他に、スタッフの休憩スペースとしても活用している。

両サイドに水平連続窓が連なり、自然光があふれてとても明るい室内。「部屋の色味が違うので、集中とリラックス、気持ちの切り替えにもなっている気がします。(佐藤さん)」

新旧の区画の仕上げの違いが見える象徴的な部分。

壁をDIYで塗装したり、スピーカーを自身で配線したり、竣工後も手を入れながら過ごしている。
OUTLINE
物件名/株式会社サトウデザインオフィス
所在地/大阪市中央区
構造/鉄筋コンクリート造
築年月/1965年
工事面積/約45㎡
*工事費:非公開
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写真:Yoshimasa Kubo
STAFF
コンサルタント|川本美佳
アーキテクト|川本美佳
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