WORKS

好きなモノと暮らす。40代夫婦のインダストリアルヴィンテージな家

服もインテリアもヴィンテージが好き!というNさん。住まいづくりのテーマは「ヴィンテージが溶け込む家」。できるだけクロスなどビニル系の建材は使わないと決め、躯体現しや木毛セメント板、足場板材といった個性豊かな表情をもつ建材を取り入れるなど、異素材をミックスしたインダストリアルな空間にリノベーションしました。工事費は約1,250万円(税込、設計料含む)。Nさんがいままでの経験の中で積み上げてきた「好き」にとことん向き合った、インダストリアルヴィンテージな家をご覧ください。

17帖のLDK。最上階のため天井の躯体現しは叶わなかったが、MOISS(モイス)で仕上げることで機能とデザインを両立。「調湿建材であることと風合いが気に入っています」とNさん

絶対に譲れなかったという無垢フローリング。スキー板や野球バットにも使用される“ヒッコリー”という樹種。凹凸の表面加工が施されている

ガラス面の大きな間仕切壁はアイアン塗装仕上げ。ベッドヘッドは鉄錆加工の足場板材で仕上げた

ルーフバルコニーに面してカウンターを造作。広いキッチンは奥さんのお気に入り。「椅子に掛けてコーヒーを飲んだりまったりと過ごしています」

露出配管とタンブラスイッチの組み合わせ。外部に面する壁面は“木毛セメント板”仕上げとした

エントランスから土間続きの収納スペース

印象的なコンクリートブロックとエキスパンドメタルの造作パーティション

引戸にはトラックレールを採用するなど、金物ひとつにもこだわりを。写真は寝室~W.I.Closetへの建具でアンティーク品を加工したもの

トイレの建具。ドアハンドルはアンティークショップで見つけた1点もの。ハンドルの雰囲気から建具全体をデザインした

照明もヴィンテージ品

物件購入の決め手になった眺望。開放的な景色が3方向に広がる

入居者の声

いずれは自分たちの好みの家をつくりたいと思っていたため、中古物件×リノベーションは大前提でした。贅沢をいえばもう少し広い平米数が希望でしたが、眺望の良さと、60平米ほどの広いルーフバルコニーが購入の決め手でした。淀川の花火大会がバルコニーから見えたときは感動しましたね!リノベーションでは、共働きのためイメージ合わせをする時間がなかなかとれず大変でしたが、数ヶ月に渡って何時間も打合せを重ねながら、イメージしていたものが形になっていく事が楽しかったです。たくさんの細かいオーダーにも根気強く付き合っていただき感謝です!家について考えている方は、「こんな家にしたい」や「こんな生活をしたい」などのイメージを持って、家探しや家づくりをされるといいなと思います。

OUTLINE

案件名:N邸
所在地:大阪府豊中市
構 造:RC造
築年月:1977年
竣工月:2019年4月
施工面積:61.6㎡
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写真:増田好郎

担当者より

Nさんが惚れたヴィンテージの建具や照明器具、こだわり抜いて選んだ床材や壁天井材、そしてこのストックが元々持っていた室内窓や躯体壁。どのパーツを見ても主役を張れる個性的なものたちが、竣工してみるとそれぞれに特等席が与えられたように、居心地の良い豊かな空間に仕上がりました。忙しいなか時間を惜しまずこだわり続けるご夫婦の家づくりはこれで終わりではなく、これからも素敵な物を増やしながら時間とともに蓄積される、そんな住まいです。(山中)

STAFF

設計・監理:山中 優
コーディネーター:大村直子

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