
数年前から始まった、住宅のリノベーションに対する補助金。対象となる工事の数が多く、アートアンドクラフトでリノベーションをされる方でも、毎年半数以上の人が利用しています。引き続き2025年度も実施されることが決まり、その詳細が徐々に公表されています。
アートアンドクラフトでは引き続き、補助事業者に登録していますので全ての補助制度を利用できます。では、個人がリノベーションをする際によく使うのはどの項目なのか?細かいところまで読み込むのはなかなか難易度が高い補助金、よく使われるポイントをまとめました!
4つの枠組みの住宅省エネ2025キャンペーン
「住宅省エネ2025キャンペーン」は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、住宅の省エネを推進するため、省エネ住宅の新築と住宅の省エネリフォームを支援する補助制度です。
住宅省エネ2025キャンペーンには、以下の4つの事業が含まれます。
1) 先進的窓リノベ2025事業
2) 子育てグリーン住宅支援事業
3) 給湯省エネ2025事業
4) 賃貸集合給湯省エネ2025事業
個人住宅のリノベーションでよく使用するのは2つ
個人住宅のリノベーションで多くの人が使用するのは、このうち、1)の先進的窓リノベ025事業と、4)子育てグリーン住宅支援事業 の2つ。この2つの事業について内容を詳しくみていきます。
1)先進的窓リノベ2025事業
2)子育てグリーン住宅支援事業
補助項目の詳細はまだ未発表ですが、例年にならうと、
③エコ住宅設備の設置では、節湯水栓、節水トイレ、高断熱浴槽など
④子育て対応改修では、掃除しやすいレンジフード、自動調理機能付きコンロ、キッチンの対面化など
⑤バリアフリー改修等では、廊下幅の拡張、段差の解消 などがよく補助対象となっています。
補助金を受けるための注意事項は?
補助金を受けるための注意事項は以下の通りです。
・あらかじめ補助事業者として登録している事業者での工事が必要です。依頼前に確認しておきましょう。
また、事業者が手続きをする補助金なので、補助金を活用したい旨を早めに伝えましょう。
・令和6年11月22日以降に着手した工事が対象となります。
・インナーサッシやエコ住宅設備などは、対象となる商品が決まっているので、あらかじめ確認が必要です。
・補助金は予算に達し次第終了します。
予算上限に達する前に着工が必要です。
特に、窓リノベ補助金やエコ住宅設備については、補助額が大きく、かなりお得に工事ができます。
この機会にこれらの工事を含んだリノベーションを検討してみませんか。
補助金は予算上限に達し次第、打ち切りとなります。例年、10月〜11月ごろには新規申し込みができない状態になっています。ぜひ、お早めにご相談ください!
*補助金の内容の一部を抜粋して記載しています。詳しくは住宅省エネ2024キャンペーンのWEBサイトをご覧ください。
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大阪R不動産では、リノベーションの素材となる物件紹介もしています。
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文:松下文子 Arts &Crafts 取締役副社長