シンプルでおしゃれな家もいいけれど…それだけじゃつまらない。たくさん事例を見てもそう感じることもありませんか?
様々なリノベーション事例を見るけれど、せっかくリノベーションするなら、自分の好きなものを取り入れたり、思いっきり楽しい仕掛けを作ったり。住まいやオフィスでするのは変?すぐに飽きるのが心配?そんなことはありません。きっと、毎日を過ごすのが楽しくなるはずです。
少し変わった、でも楽しいリノベーションを実現した人たちの事例をご紹介します!
家の中に3本の木!
時間があれば旅にキャンプにレースと、外でばかり過ごしているというご家族。ならばもう、そういう風に住んじゃいましょうと、家の中に木を立ててしまいました。木は意外に万能。ハンモックをかけたり、子どもの自転車をかけたり、雨の日は物干しとして、冬はXmasツリーにも!住まううちにどんどん植物が増えて更に外のようになっていっているそう。家はヒトに合わせて作るもの。子どもは大きくなったら出ていくからとおおらかに微笑む両親と男の子2人の住まいです。
▶事例の詳細はこちらユニットバスに富士山?設備が再利用でも楽しめる!
近年ユニットバスの入れ替えがされていたマンションの一室の賃貸化リノベーション。コストを抑えるためにユニットバスの入れ替えはしたくないけれど、そのままだとどうも味気ない…そんなときに知り合ったのが、お風呂に富士山を描く活動をしているアーティストの権田直博さん。ユニットバスに富士山を描いてもらい、くすっと笑える楽しい賃貸住宅になりました。
美術塗装の壁を住まいの中心に。
大阪市内に点在する都住創の一室をリノベーションしたご夫婦。元々の良さを活かしながら色彩をプラスしたいという言葉通り、メキシコの色彩を参考にしたカラフルな室内。最も目を引くのは美術塗装の職人に塗り上げてもらったグラデーションの壁。ドフトエフスキーが描く「世界が溶け合って和解する瞬間」の象徴として夕焼けがイメージされているそう。
会社の思想をリアルな形に。ジャングルジムのあるオフィス
作戦会議をするジャングルジムは実は、NASUのロゴの形。物事を俯瞰して見るためのアスレチックネット。脳を刺激する足ツボ剣山。本棚の奥に隠れていて、来客者を驚かせながら登場するのは、コレクションルームをイメージした「フェチの会議室」。シャワーを浴びながらアイデアが浮かぶことが多いことから、シャワーまで設置してしまったオフィス。これらは全て「良いデザイン」を生むため、そしてNASUが「童心」を大切にしているからこそ生まれたもの。通常のオフィスでは見かけないアイテムが各所に散りばめられ、会社の思想をそのまま形にしたようなオフィスになっています。
壁に開けた開口で楽しくつながる住まい。
「家族がつながる、楽しい間取りがいい!」とご希望だったご夫婦。既存の壁に四角を描いて、穴を開けてしまいました。室内窓はよく見るけれど、ここはなにもない開口だけ。大小様々なサイズの窓が部屋全体をゆるくつなぎ、窓から顔をのぞかせたり、おままごとの舞台になったり。大人も子どもも楽しい住まいです。
洗面台がコーヒーカップ?
女性のひとり住まい。コーヒー好きなKさんのために純喫茶をイメージして、素材と柄がレトロな寄せ木細工のパーケットフローリングをキッチンカウンターに。洗面台は大好きなコーヒーカップ!見るたびに楽しくなりそうな住まいです。
洗面台に、タイルのインベーダー?!
木造戸建てのリノベーション。以前暮らしていたというフランス・パリをデザインモチーフに取り入れ、洗面所にはストリートアートを模したインベーダーが!断熱改修や構造補強などの基本のところもしっかり行いながらも、遊び心を忘れない魅力溢れる住まいになりました!
▶事例の詳細はこちら
楽しみ方は人それぞれ。他にも、アンティークの一点ものを使ったり、焼き物作家さんにオリジナルタイルを作ってもらったり…せっかくの住まいやオフィスづくり、これはやってはいけない、なんてことはありません。やったことがない施工でも協力先を見つけて実現することもあれば、時には施主と一緒に実験的にトライすることもあります。
「こんなことがしてみたいけど他社では断られた」「こんな要望むずかしいかな?」そんなことも、お気軽にまずはご相談ください!
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その他にもたくさんの施工事例があります。ぜひ気になる事例を見つけてください!!
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文:松下文子 Arts &Crafts 取締役副社長