梅田を望む、人情溢れる盛り場、十三【まちコラム】

梅田、神戸、京都、宝塚の4都市を結ぶターミナル。歓楽街として栄えた町。十三にはこの2つのイメージが大きい人は多いのでは。

綺麗に統一された景観や新しいお店が並ぶおしゃれな街並みも良いですが、ある程度自由を許容した「程良い雑多性による心地良さ」もあると思います。そんな場所の方が実は長く愛されていたりします。十三はそんな心地良さを持った町です。

お店と人との距離が近い十三商店街

十三駅を出ると東西どちらにも商店街が伸びています。同じようなアーケードで連なっていますが実は4つの商店街があります。東側にあるのは「十三駅前通り商店街」。居酒屋や定食屋などの飲食店が多く軒を連ねます。

「十三駅前通り商店街」の顔となる看板。

居酒屋だけではなくランチ料理もあり、また通り道としても利用されるため日中でも人通りがあります。

駅前通り商店街から北へ何本か伸びる路地にも飲み屋が多くあり、新しいお店もこのエリアでよくオープンしている印象です。歩いていると若い人たちで賑わっている立ち飲み屋さんをよく見かけます。

商店街から北側の路地。大体のお店の前にはメニュー看板があるので初めてでも入りやすいです。

駅前通り商店街を抜けた先には神津神社があります。年始には十三戎(とみえびす)が開催され商売繁盛を願って多くの人で賑わいます。また、毎月13日には「十三市」というフリーマーケットが開催されているのでぜひチェックしてみて下さい。

商店街の賑やかさとは打って変わって、背の高い緑に囲まれた境内。

続いて駅の西側へ。

東西を繋ぐ高架下。夜には路上ミュージシャンの姿をよく見かけます。

西側には4つの商店街が1列に並んで構成されています。改札すぐにあるのは十三トミータウン商店街。待ち合わせをしている人も多く、一番人通りが多い商店街です。

トミータウン商店は過去に大きな火災を経験しており、その経験からタバコやごみのポイ捨て、放置自転車に対する見回りの強化がなされており、見渡す限り地面にゴミは見当たらず、清潔な印象です。

駅の目の前にある肉屋「肉のヤマキ商店」。居酒屋でもあり惣菜屋さんでもあります。
個人的に街角に立つお肉屋さんって街を盛り上げてくれるような活気を感じられていいなあと思います。

商店街から北に抜ける路地は「しょんべん横丁」と呼ばれ、大衆酒場や立ち飲み屋さんが多く、夜に歩くとそれぞれのお店の楽しそうな賑わいが道まで感じられます。

三叉路の十三交差点からは十三トミータウン商店街のシンボル看板が見えます。

交差点を渡ると次は「十三フレンドリー商店街」「十三本町商店街」「十三元今里商店街」の順に西に連なっています。約500mもの長さがあり、今でもたくさんの人で賑わっています。

駅側から歩いていくとこちらにも居酒屋や定食屋さんがいくつか並んでいますが日用品のお店や服屋、花屋、惣菜屋など、日常の生活用品のお店が多く、地域住民の日常が垣間見える商店街です。中でも生鮮食品を扱う個人商店が多い印象です。

そんなローカルな雰囲気は奥に進めば進むほど濃くなっていきます。ぜひ意識してみて欲しいのがお店と商店街の関係性。

駅前から離れて行くと雰囲気が変わり、よりローカル感を感じられます。

従来ならお店の境界(基本は建物内)をきちっと定めて商品の陳列を通路に並べることを規制されている商店街がほとんどだと思います。

しかし、十三の商店街は商品が通路にずらーっと並べられています。奥に進むほどにその風景は当たり前になっていき、商店街を彩っています。

きっと住民の方々もそれを良しと捉えてくれているからこそ成り立っているのではないかなあと思います。歩く人はいろんなお店で足を止めて商品を眺めていて、この商店街を素通りするのは難しそうです。商品の近さがお店の店主とお客さんとの距離にも直結しているようにも思えます。

通路に並ぶ生鮮食品が商店街を彩ります。

商店街での立ち飲みはなんだか気持ち良く酔えそうですよね。雨の心配もないです。

街角の新しい活かし方を見つけました。

こちらはレンタルスペース。貼られていた予定表を見るとなんと12月31日までパンパンです。

きっと他にもこの商店街にはユニークが詰まっています。ぜひ、元今里商店街の終わりまで歩いてみて見つけて下さい。そして帰り道は常連さんになった妄想をして歩いてみて下さい。きっとワクワクしますよ。

十三元今里商店街の先にある「十三公園」。野球場と合わせて約27,000㎡以上の広さがあります。

十三の二大人気老舗

出店もたくさんある人気の絶えない老舗店舗の紹介です。1つはみたらし団子で有名な「喜八洲」。創業は1948年で総本店が十三駅の西口改札出てすぐにあります。絶妙な弾力の団子と後に残らない甘すぎないタレ。注文してから直火で炙ってくれるので出来立てを食べることができます。また、その際に焦げ目の具合まで聞いてくれるのでお好みに調整できます。

食べ歩きや待ち合わせに早めに着いた時にはもってこいです。

老舗としての歴史と風貌を感じられる佇まいです。

もう1つはねぎ焼きで有名な「ねぎ焼き やまもと」。1965年創業で十三ファミリー商店街から一本南の「十三サカエマチ商店街」にあります。

ねぎ焼き発祥のお店ですが当初は「お好み焼き やまもと」という名前でねぎ焼きは賄い食だったそう。定番の「すじねぎ焼き」は新鮮なねぎに加えて煮込んだ牛すじとこんにゃくが入っており、特製醤油とレモン果汁でさっぱり食べられるここでしか味わえない味です。

混雑する時間帯には当たり前のように行列ができます。店内は中央にキッチンがありそれを囲むように半円のカウンター席があります。

淀川の自然風景と梅田の都市風景

前回のまちコラムで紹介したばかりの淀川の魅力。大阪のキング・オブ・リバー「淀川」【まちコラム】

十三もその恩恵を存分に受けています。河川敷に行けば、みんなが思い思いに楽しんでいます。特に十三エリアは川をまたいだ先に梅田の高層ビル群の景色があるんです。都会が苦手な人でもきっとここからの風景は好きになるはず。河川敷の自然風景と梅田の都市風景がお互いの良さを際立たせるような美しい景観です。

休日の淀川での贅沢な過ごし方。

朝にはコンビニのコーヒーとパン屋で買ったパンを持って。午後には好きな音楽を聴きながらお昼寝を。

夕暮れ時にはランニングを。そして一番のおすすめは日が沈んでから。缶ビールと好きなおつまみだけを持って行きましょう。

阪急沿線の高架を渡る音がまた良いんです。

梅田の夜景が待ち構えています。商店街で飲んでほろ酔いになってからの2次会利用もおすすめです。

喜八洲のみたらし団子、やまもとのねぎ焼き(テイクアウト可)を買って来るのもグッドですね。

十三で暮らす

京阪神へのアクセスの良さは言うまでもないでしょう。梅田まで4分というだけでも十分魅力的です。さらに、新大阪線となにわ筋線の開通が実現すると、関西国際空港、新大阪へのアクセス性も高まります。河川敷に住めば淀川ビューも梅田ビューも日常のものになります。

河川敷に建つマンションからの眺望。

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生活に必要なものは全て商店街で揃います。

常連さんになって、毎日挨拶を交わせるような関係になれば素敵な日常ですよね。

きっと十三に対してあまり良いイメージを持てていない方もいると思います。

まずは一度遊びに行ってみて、街の雰囲気を肌で感じてみませんか。

 

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文:花野 修平(アートアンドクラフト)

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