2019年7月30日 のアーカイブ

「行きたくなる」オフィスデザインをリノベーションで作りませんか?

2019年7月30日 火曜日

数年後にはオフィスに行かなくなる?

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働き方改革が進む中で、オフィスに毎日出社して仕事、という従来の働き方が変わりつつあります。
ノートパソコンがあれば家でもカフェでも仕事ができて、会議はビデオチャットで。
『テレワーク』『リモートワーク』など呼び方は様々ですが、IT技術が急速に発達する中で、自由な働き方がさらに広まっていくことは確実です。

アートアンドクラフトでも数年前から在宅勤務が許可されており、従業員それぞれが自分のライフスタイルに合わせた、柔軟な働き方をしています。
本社は大阪なのですが神戸と沖縄にも事務所があり、大阪のスタッフが沖縄の事務所に1〜2週間滞在し働くことも可能。大阪ー沖縄間の移動に時間やコストはかかりますが、仕事のパフォーマンスが向上すると考えれば、これも理にかなった働き方と言えます。

二拠点生活のケーススタディとしてつくったHouse Rycom 508。大阪のスタッフが沖縄滞在の拠点にすることもできます。

二拠点生活のケーススタディとしてつくったHouse Rycom 508。大阪のスタッフが沖縄滞在の拠点にすることもできます。

このまま自由な働き方が浸透していけば、会社がオフィスを構え、従業員がオフィスに行くことの意味が希薄化していくかもしれません。それならば、今のうちにオフィスで働くことを楽しみませんか?
経営者が考えるべきは「従業員はどんなオフィスなら行きたくなるのか」。
ひと昔前だと、そんな馬鹿なと笑われそうな話ですが、実際に、従業員満足のためにオフィスのことを真剣に考えている企業はまだまだ少数です。だからこそ、よそとの差をつけるなら今なのではないでしょうか。

ということで、今回はアートアンドクラフトから、行きたくなるオフィスについてのご提案です。

オフィスデザインで作る「居心地のよさ」

オフィスは、住まいと同じぐらい長い時間を過ごす場所です。だからこそ、ほとんどの経営者のみなさんはオフィスを構えるときに、住まい選びと同じように、立地や間取りなどを重視します。

でも、たくさんの物件を歩き回って決めたこだわりのオフィスも、室内に目を移せば、ほとんどが画一的なデザインばかりです。ありきたりなデスクとチェアが並び、パーテーションで仕切られたオフィスは、第三者が室内の風景だけを見れば、他の会社との違いがわからないほど似ています。
住まいであれば、自分の居心地のよい空間を作るために、デザインやインテリアにこだわるのに、オフィスも同じ考えで作らないのは、なんだかもったいないですよね。

行きたくなるオフィスを実現するには、まずはオフィスデザインを考え直して、住まいのように居心地のよい空間を作ることから始めてみませんか?

 

居心地のいいオフィスデザインはどうやって作る?

住まいはほとんどの人にとって、もっとも居心地がよくて、心が落ち着く場所です。
住まいに求めるものを、そのままオフィスに当てはめて考えてみれば、従業員が居心地の良いオフィスデザインが出来上がるかもしれません。

ただ、自分や家族の好みを基に考えればいい住まいと違って、多くの従業員が集まるオフィスでは、価値観も多種多様です。例えば、家電を買い換えるように、設備を最新のものにすれば、オフィスの利便性は増しますが、すべての人にとって、便利=居心地が良い。というわけでもなさそうです。

であれば、経営者のみなさんがやるべきは、働く「人」にフォーカスすることではないでしょうか。
会社で働く従業員はどんな人たちで、その人たちはどんな空間にいると居心地がいいのか、を徹底的に考えて、自分たちだけの行きたくなるオフィスを作ってみませんか?

 

「行きたくなるオフィス」のリノベーション事例

アートアンドクラフトでは、これまでにオフィスやテナントのリノベーションを多く手がけています。その中から「行きたくなるオフィス」を実現したオフィスデザインをいくつかご紹介します。

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こちらでは、鉄骨造5階建の自社ビルの一部を、賃貸オフィスにリノベーションしました。
元々は、1階を自社事務所とし、2〜5階を持て余していましたが、マーケティング、企画、設計、施工、リーシングまでを一貫してアートアンドクラフトにお任せいただきました。テナントのターゲットをクリエイティブ層とし、仕事で帰りが遅くなった際にもオフィスへ寝泊まりできるように共用のシャワーブースを作るなどの工夫を行いました。
フォトグラファー、グラフィックデザイナー、抽象画アーティスト等のクリエイティブワーカーが、オフィスやスタジオとして使用しています。

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_35A8472inter action bldg.の詳しいリノベーション事例はコチラ

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こちらのテナントビルでは、これから入居する人たちのためにビルの空フロアと共用部をリノベーション。
最新設備やシャープなデザインよりも、ここで働く人たちにとっての居心地のよさを重視した提案をしました。入居者が共同で使えるライブラリーを設け、気分転換になるように街路樹が見えるカウンターも。また、屋上にも入居者が自由に利用できるラウンジを設けています。

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wblog6アイエスビルの詳しいリノベーション事例はコチラ

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記事内でも紹介した、私たちアートアンドクラフトのオフィスです。
これまで、様々な空間のリノベーションを行ってきた私たちが考える、理想のオフィスデザインを形にしました。
ミーティングスペースにはカウンターキッチンを設け、打ち合わせが行われているそばで従業員がランチを作ったりと、自由な空間にしました。
各所に「暮らすように働く」という私たちの考えを反映させていますが、窓際席もそのひとつ。靱公園の緑を眺めながらお昼休憩を取ったり、社内打合せをしたり居心地の良い空間作りにひと役買っています。

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acstaffアートアンドクラフトオフィスの詳しいリノベーション事例はコチラ

 

「行きたくなるオフィス」づくりをお手伝いさせてください

アートアンドクラフトでは、今回ご紹介したオフィスやテナント以外にも、たくさんのワークスペースのリノベーションを手がけてきました。
古くなったオフィスを一新して、従業員たちが行きたくなるオフィスを作りたい経営者のみなさんや、そんなオフィスを作って賃貸に出したいテナントオーナーのみなさん。ぜひ、一度アートアンドクラフトにご相談ください。