知る人ぞ知る、こだわりコーポラティブ住宅「都住創」のとある1室。こちらでリノベーション工事がはじまるということで、解体時の現場へハンティングに行ってきました!
まずは物件のご紹介から。
1980年竣工の大阪市内の物件。いろんなプランニングの住戸が集まっていたり、ガラスブロックや天窓などなど、画一的なマンションでは見られないような外観。これはなにかありそうだぞ、と期待が膨らみます!
珍しく目に留まるものがたくさん!でも、早く目星を付けないと解体されていってしまいますので、ここは時間との勝負。たくさんの職人さんの隙間を縫いながら、現場に入って5分でまだがんばってほしいものに目印をつけて歩きます。そのあとは、解体作業の邪魔にならない居場所を見つけてはパーツの取り外しをしていきます。今回は住戸内に階段のあるメゾネットタイプでしたので、1階が壊されている間は2階で作業、終わり次第1階のものを救出、という段取りでうまく流れました◎
女性に優しい職人さんたちが、手伝おうか?と声をかけて下さるので、力が足りなくて取れないものだけ甘えさせてもらいました!ネジ穴が潰れているものは、ペンチで引き抜くしかなく、力のなせる技なのです。
こうやって分解していると、どうやって取り付けてるのかとか、こんな工夫してんねや!とか、いろんな発見があるのもハンティングの醍醐味。つくることの臨場感が解体現場で得られるという、まさに生死一如の世界です。手間暇かけて救出した分愛着が湧いて、最初は無機質な塊だったのが、時には渋いおじさんに見えたり、可愛いおばあちゃんに見えたりも?!
ちなみに私流 ”七つ道具” はこちら。
プラスマイナスのドライバーと根気があれば、大抵のものはハンティングできます。
でも一番大切なのは、「これどこかで使ってみたい!」というココロの動き。心動かされないものは、やっぱり廃棄される運命だと思うのです。逆に、ついつい情が移ってうっかり持って帰っちゃったけど、これ、もうがんばられへんよな〜・・というものは、そっと家に持ち帰るのでした・・笑
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【まだがんばらせてください】
今リノベーションを計画中のみなさんはもちろん、これからという方でもピンときたらご相談ください!照明器具1つ、ドア1枚から広がるイメージづくりなんかもアリですよ◎
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