‘古ビル・アパートの再生’ カテゴリーのアーカイブ

リノベーション・オブ・ザ・イヤー 2017

2017年10月16日 月曜日

リノベーション・オブ・ザ・イヤーとは、1年を代表するリノベーション作品を価格帯別に選別するコンテスト。
リノベーション住宅推進協議会が主催しているリノベーションの祭典で今年で5回目の開催です。

今年度、アートアンドクラフトからは2部門に3案件をエントリー!
一次審査ではSNSでの反響数などを元にノミネート作品が選出されます。
いずれも個性的な案件ばかり。リンク先のURLから『いいね!』で応援いただけると嬉しいです。

toyokuni
1000万円未満部門「大阪最古のRC造集合住宅に住まう
tanaka
無差別級部門「自社ビルを使った特区民泊。余剰床の新たな活用法。
sakuragawa
無差別級部門「扇状のモダニズム建築、桜川のランドマークへ

【コラム】木造戸建ての耐震化工事

2017年5月30日 火曜日

text=枇杷健一(Arts&Crafts 設計監理部門マネージャー)

平成28年度の大阪市耐震改修促進計画で大阪市の木造戸建ての耐震化率を調べてみたところ予想より高く64%でした。えっ!ホンマ?と思い詳しく見れば1982年の新耐震基準以降に建った家はひとくくりに耐震性がある住宅として評価されていました。

一方、新耐震基準以前に建った家の総数は約12万戸弱でそのうち耐震性がある住宅は2万戸で約17%と少ないです。データでは耐震性がある・ないの評価を1982年の前か後かで分けていますが、現場目線では築年数が浅くてもバランスが悪く耐震性が不十分で危険な家はありますし、築年数不詳でも、大工さんの丁寧な仕事が見て取れる耐震性が十分で安全な家もあります。

普段の実務では一概に築年数だけではなく、個々の建物の状況と所有者の維持管理状況も勘案して耐震性を評価することが多いので大阪市の耐震化率には少し違和感を感じてしまいます。

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人力で梁の入替え作業中。他に柱の入替え、耐力壁追加、新規基礎など新築基準同等の耐震化工事を自社の再販物件で実践


大阪市の耐震化率の現状はさておき、これから木造戸建てでリノベーションを考えている方は耐震化工事にも少し目を向けて、「同時期の実施」をぜひオススメします。

と言うのも、耐震化工事単体にかかる費用を見てみると解体費に20%・耐震補強費に40%・復旧費に40%といった内訳となる場合が多く、注目したい点は「剥がすこと貼り直すこと」に総額の60%が掛かっているということ。
いつ起こるかわからない地震に対する耐震化工事が勿体なく思え、費用負担に踏み切れないという傾向が、特に持ち家の方に多く見られます。

でも、リノベーション工事と同時に行えば、間取りの改変や仕上げ材の更新など、「剥がすこと貼り直すこと」は一度で済み、単体の耐震化工事と比較すればコストを抑えることができて耐震化工事のタイミングとしては合理的な訳です。

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アートアンドクラフトの木造戸建ての耐震指針

続けて、アートアンドクラフトが考える木造戸建ての耐震化工事についてもう少し掘り下げていきましょう。冒頭で書いた通り、木造戸建てをまるっとひとくくりに語ることは困難で実務では建物毎の精査はもちろん必要ですが、これまでの木造戸建ての改修実践を元に「現実的な費用で実施可能かつ効果的な耐震化」の方法から、「時間もお金掛かるが、構造建築士も太鼓判を押す現行法最高水準の耐震等級3を目指す耐震化」まで、ユーザーにできるだけわかりやすい目線で6つの選択肢を軸に方針決定をしやすいように「耐震指針」をまとめています。

建物毎の状況やリノベーション予算は様々です。目指す耐震化工事の設定やそれに必要な時間や予算、そこから得られる恩恵をふまえ、ユーザーが理解と納得をし方針決定することで、建物全体の耐震化まではしなくとも、”就寝時の倒壊被害からは逃れるため寝室にはシェルターを設置”、”浮いた予算は間取り変更や仕上げ材にまわす” など予算に優先順位をつけて、耐震化とデザイン的な部分への予算配分イメージもわきやすくなるはずです。

木造戸建てリノベーションを考えているけど、大きな地震のニュースがある度に、耐震性能に不安を抱いていた。耐震化工事についてもっと詳しく聞きたい方はぜひご相談ください。

2/18(土)アートアンドクラフト不動産コンサルティング講座—リノベーションによる不動産活用、空室対策についてー

2017年2月3日 金曜日

リノベーションで建物再生をお考えの方へ
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2月18日(土) 開場13:30 / 開始14:00~(約1 時間半)
@大阪市西区京町堀|アートアンドクラフトショウルーム
お申し込みはこちらから (→ 予約フォーム
※受付終了しました
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人口減少、空家の増加により不動産マーケットが転換期を迎えています。
アートアンドクラフトでもここ数年、所有不動産の活用方法についてのご相談を
いただくことが増えてきました。
そこでこの度リノベーションによる不動産活用、空室対策についての講座を初開催します!

アートアンドクラフトでは今までどのように事業用不動産の再生を企画・改修し、
結果的にどのようなユーザーが入居したのか、事例を紹介しながらお話しします。
「貸家のリフォームや建替えを繰り返してきたが、なかなか良い借り手が見つからない」
「離れて暮らす親戚の家。自分が相続した時の運用方法が想像つかない」
そんな先の見えない状況から一歩踏み出すきっかけになればと思っています。

■具体的に物件の相談がある不動産オーナーの方
■事業用不動産を購入予定の方
■将来的にご親族の不動産を相続するかもしれないという方
この機会にぜひご参加ください。

<ご希望の方へ>
■講座の前後で個別相談いただけます。
■同日15:30〜17:00 リノベーション事例の見学会も開催しています。

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リノベーション事例見学会
2月18日(土) 15:30〜17:00
所在地:大阪市浪速区桜川3−2−1 新桜川ビル 402号室
google map:https://goo.gl/maps/SSuzhZ1LgqK2
事例詳細はこちら:【モダニズム再興】https://www.a-crafts.co.jp/works/3700/
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【お願い】
お申込いただいた方へ、順次詳しいご案内をお送りいたします。
ただし、2月16日(木)までに返信がない場合は何らかの手違いが考えられます。お手数ですが、メールまたは電話にてお問合せください。[member@a-crafts.co.jpまたは 06-6443-1350]

*同業者の方や学生の方の勉強のためのご参加はお断りしております。あしからずご了承くださいませ。

掲載誌のお知らせ│リノベーションケーススタディブック2

2016年11月21日 月曜日

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日本各地のショップや文化施設、オフィス、宿泊施設、住宅まで
2014年以降に竣工したリノベーション物件38事例を紹介している
リノベーションケーススタディブック2。
話題のリノベーションスポットが網羅されています。

A&Cからは錢屋本舗本館とAPartMENTの事例を紹介していただきました。

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88-89

104-105

いずれも不動産コンサルティングからリノベーション工事、賃借人募集までお手伝いさせて頂いた事例です。

全144頁、写真も大きく読み応えたっぷりで
所有不動産の活用方法をお考えのオーナーさんから
住まいのリノベーションを考えているユーザーの方まで
皆さんに読んでいただきたい1冊です。

ぜひ書店で手に取ってみてください。

*掲載事例の詳細は下記からもご覧いただけます
錢屋本舗本館
APartMENT

掲載のお知らせ|HOME’S PRESS & SUUMOジャーナル

2016年4月4日 月曜日

WEBメディアにわたしたちの事例をご紹介していただきました。

まずは住宅の最新トレンドや正しい住宅情報を発信するWEBメディア
HOME’S PRESSにて
また新たなリノベーションの可能性を見せつける、沖縄『SPICE MOTEL』
http://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00328/

住まいのリノベーションから始まったアートアンドクラフトが
2010年にHOSTEL 64 Osaka、2015年にSPICE MOTEL OKINAWAと
“宿泊施設”を手掛けるに至った経緯とは?
代表中谷ノボルの旅好きと不動産屋の視点が交錯するインタビュー記事です。


夕暮れのSPICE MOTEL OKINAWA

続けて、SUUMOジャーナルにて
中古マンション+リノベーションで楽しむ「オトナのひとり住まい」
http://suumo.jp/journal/2016/03/30/108465/

単身者向けの住まいが足りていないことに対して物申すこと数年、
都心であるほどそのニーズを日々実感しています。
インタビューに応えてくださったのは大阪市内激戦区のヴィンテージマンションを購入して
リノベーションしたとある女性の住まい。


テーブルを兼ねたキッチンが気ままなひとり住まいらしくて良い!

どちらの記事もアートアンドクラフトの「今」を取り上げていただき嬉しい限り。
是非ご覧下さい。